- 2023-01-27
遅刻の代償 | 鈴奈24歳 | 陥落
僕は陶器のように滑らかな背中を右手でツーッと撫で上げ、ブラジャーのホック部分に親指と中指を掛けた。 しっかり噛み合っていた2本の爪はいとも容易く引き離されて、鈴奈の柔らかな双丘を護っていた魅惑的な布地はその役目を終えたことに安堵するかのように力を失っ […]
僕は陶器のように滑らかな背中を右手でツーッと撫で上げ、ブラジャーのホック部分に親指と中指を掛けた。 しっかり噛み合っていた2本の爪はいとも容易く引き離されて、鈴奈の柔らかな双丘を護っていた魅惑的な布地はその役目を終えたことに安堵するかのように力を失っ […]
年の瀬が押し迫ってきた土曜日。 梅田にある大きな書店の前、僕はスマホを片手に一人大型モニターを見つめていた。 待ち合わせスポットとしてよく利用される場所ということもあり、周辺に立ち止まっている人たちの多くが僕と同じく誰かと待ち合わせをしているのだろう […]