僕は自分の鞄から愛用のコンドームを取り出し、優衣にも見えるように装着した。
僕は優衣に覆いかぶさり、グッショリ濡れた肉の洞にゆっくりオチンチンんを沈めた。
ずぶぶぶぶ。
彼女の温かみが僕のモノを包み込んでいく。
奥まで挿入したままキスを続ける。
上の口と下の口を両方征服され、優衣が幸せそうに喘ぐ。
挿入したまま、まだ腰は動かさずにディープキスをして空いた手ではおっぱいも刺激していく。
優衣の秘所が僕のオチンチンに慣れて来る頃を見計らって対面座位に移行し抱きしめ合った。
僕たちは、お互いを強く抱きしめ合い、挿入したまま何度も何度もキスをくり返した。
優衣の快感の高まりに合わせ、もう一度、正常位に体位を戻す。
優衣の言葉が僕をさらに興奮させる。
僕は優衣に右足を伸ばすよう促した。
優衣も素直に従う。
僕はスッと伸ばされた右足を跨いで座り、優衣の身体を左向きに90度起こしてから上側に来た左腕を掴んで後ろに引いた。
いわゆる”松葉崩し”の完成だ。
これ…きもちいぃ…
あッ!ああぁッ!ああぁッ!
態勢の変化によって正常位のときよりも深くオチンチンが沈み込み膣奥を刺激する。
さらに一番深くまで挿入したときに僕の腿の付け根が陰核に当たり、そのまま揺らすと最奥と同時に最も敏感な突起にも擦られる感覚が追加され、多くの女の子が一度経験すると病みつきになってしまう体位のひとつだ。
持ち上げた脚を元々あった場所とは逆方向に降ろし、少し身体の位置を整えるとバックの態勢になる。
パンッ、パンッ、パンッ
お尻と腰がぶつかり合って乾いた音が響く。
体位を変える度に挿入角度が変化するため、優衣は刺激に慣れてきた矢先に別の刺激に襲われるという流れに翻弄されている様子だった。
あうぅッ!きもちいいよぉ…
ごめん、そろそろヤバいかも…
精液を絞り取ろうとするかのように、心地よくオチンチンに絡みついてくる優衣の蜜窟が気持ちいい。
もう長くは続けられないと踏んだ僕は、射精感の高まりを素直に口にした。
いっぱい気持ちよくなって…?
優衣の言葉を受け、バックに体位を変えたときとは逆の手順で正常位に戻してから腰の動きを早めた。
クチュクチュという湿ったいやらしい音が絶妙に混じり、そこにさらに大きなあえぎ声も加わって淫靡な空間が生み出される。
んはあぁあぁあぁ~!
最後は二人同時に絶頂に達した。
一般的に女性の快感はゆっくりと醒めていく。
だから、女性がオーガズムに達した後も、男性は女性の身体を優しく抱きしめるべきだし、キスもしっかりするべきだ。
事が終わった後の男性の行動を見ると、女性は「この男は本当に自分を愛してくれているのか」「体だけが目的なのか」を知ることができる。
前戯が大切なのは言うまでもないが、後戯も本当に大切だ。
しばらくベッドでイチャイチャしてから、二人で浴室に向かいお互いの身体を洗いっこした。
しみじみと言う優衣の表情はどことなく寂しげに感じた。
僕の問いかけに優衣がコクコクと何度も頷いた。
でも、ひろとさんにしてもらって『大切にされてる』『愛されてる』って実感できるエッチってこういうのなんだって思って。
こういうのも知らずに、避妊もしてくれへん今の彼氏と結婚なんかしちゃってたら…って思ったらなんかゾッとしちゃって…
彼女の言葉はきっと「真理」なんだろう。
実際、そうやって本当のセックスを知らずに、間違った男性と結婚してしまったという女性は本当に多い。
そして、そういう女性たちはせっかく女性に生まれて、せっかく男性の何十倍も気持ち良くなれる権利を持っているのに、それを知らずに終わっていく。
セックスだけが女の幸せではないとは思う。
でも、充実したセックスができている女性は本当にキラキラと輝いているのもまた事実だ。
数日後、彼女からDMが届いた。
その後も優衣とはDMでのやり取りを続けているが、最近は仕事が忙しいようでなかなか都合がつかず、お会いすることはできていない。
とは言いつつもとても素敵な女性だったので、実はもう新しい彼氏ができて楽しい毎日を過ごしてるから僕との密会は必要なくなっただけではないかと内心思っていたりする。
「彼氏は同世代の男性がいい」と考えている女性は、どの世代にも多い気がする。
年齢を重ねてからならそれほど心配する必要はないのかもしれない。
けど、10代~20代前半の女の子がこう考えている場合、彼氏選びで失敗しやすいタイプだと言えるので注意が必要だ。
この世代の男はどうしても経験不足であったり、自分本位のセックスになりがちだから…。
彼氏とのセックスに疑問を感じたら、こっそり僕に相談してみて欲しい。
この話はこれで完結です。ご愛読ありがとうございました。