同棲中の彼氏なのか旦那さんなのかは定かではないが、特定の男性と一緒に暮らしているという24歳の女性からお誘いをいただいた。
彼との同棲生活がスタートして1週間も経たないうちに、男性側からセックスを拒否されてしまったという彩華。
それからというもの、もう半年も行為はおろかキスやハグすらもできていないらしい。
彼女からツラい思いを綴る長いDMが届いたのは、ちょうど僕の仕事が終わったタイミングだった。
話を聞く限り、二人はお互いに性欲が人一倍強いカップルだったようで、一緒に暮らし始めるまでは、会う度に複数回のセックスを楽しんでいたらしい。
一緒に暮らし始めた理由も「毎日セックスしたいから」という不純なもの。
最初の数日は毎日毎日、獣のようにお互いを求め合っては貪り狂う熱い夜を過ごして大満足していたそうだ。
でも、幸せな日々は長くは続かなかった。
彩華が上目遣いで恥ずかし気もなくこんなセリフを言える女の子だったらどれだけ楽だったことだろう。
いくら性についてオープンな時代になったとは言え、女性側からセックスを求めるという行為は、まだまだはばかられるのが一般的だ。
しかも、勇気を出して彼をセックスに誘ったとしても、
なんて言葉で断られる可能性さえも否定できない。
そんなことになったら目も当てられないし、想像するだけでも胸に鋭い痛みが走ってしまうのではないだろうか。
セックスが大好きで、すぐ傍に常に男性がいるのにセックスはできない
彩華にとっては生殺しが続く地獄の日々だったことだろう。
悶々とし続ける日々の中、セクシーな下着を着けたり、それとなく彼に触れてみたり…。
彩華なりに努力はしたもののそれが報われることはなかった。
有り余る性欲のはけ口として、彩華が別の男性を求めるのは自然な流れだったのだろう。
以前からTwitterで僕の投稿を読んでくれていたという彩華。
彼を裏切りたくはない半面、勇気を出して僕にDMを送ることさえ出来れば彼に毎日愛されていた頃のような甘いクンニをまた体験できるという期待が彼女の背中を押す。
彼をその気にさせることが難しいと日々思い知らされる中、たまたま表示された僕のツイートに何かを感じ、勢いに任せてDMを送ってきてくれたのだ。
彩華はオナニーのときでさえ必ず誰かにクンニしてもらってるシーンを妄想するというほどにクンニが大好きだった。
僕から希望プレイを確認したときには、すんなりと本心を打ち明けてくれた。
おかしくなるくらいに、たっぷり舐めて欲しいです
こんな素敵なお願いを断る理由などあろうはずもない。
ワガママなお願いなんですが、どうしても今スグにセックスがしたいんです。今から会っていただけませんか?
日程の相談に移ろうとしたところ、彼女はこんなことを言い出した。
僕も仕事終わりで少し疲れてはいたのだが、彼女の想いを叶えてあげたかったこともあり、OKの返事をした。
たまたま住んでいる場所が近かったことも幸運だった。
あるいは彼女はそれすらも確認した上でこんなムチャな希望を伝えて来たのかもしれない。
この日、DMでのやりとりを始めてから約3時間後、彼女は僕の車の助手席に座っていた。
でも、ありがとうございます
外はかなり寒かったにもかかわらず、露出の多い服で待ち合わせ場所に現れた彩華は、柔らかそうな肌が特徴的な少しぽっちゃりした女の子だった。
待ち合せ場所の心斎橋駅からは15分ほど車を走らせた場所にある少し小さめの外観がオシャレなホテルに入ることにした。
時間が遅かったからか、空室は1部屋のみ。
中に入ってみると外観から想像するほど狭くはなく、壁に描かれた幾何学的な柄が印象に残る個性的な部屋だった。