たった1枚のバスタオルに隠されたか細い身体。
二人並んでベッドに腰かけるとシャンプーのいい匂いが僕の鼻孔をくすぐった。
さっき会ったばかりの男性に今から抱かれるのだ。
緊張するなという方がムリな相談だと思う。
僕は両手でそっと彼女を包み込むようにハグして、ひなのの唇にそっと唇を重ねた。
少し触れたら少し離す。
抱きしめた手でポンっ、ポンっと優しく背中に触れていく。
表情を確認しながら、ひなのにとって最も心地いいリズムを探す。
舌先を少し出して、触れるかどうかくらいの強さでゆっくり唇の端をチロチロと舐め上げる。
背中や首筋、肩も指先で撫でながら、右手でひなのの身体を隠すバスタオルの結び目をハラリとほどいた。
めっちゃキレイやで
おっぱいも小さいし…
おれはこれ位がちょうどいいと思うけど…
『胸が小さいのですが大丈夫でしょうか?』という質問をよくいただく。
そんなときの僕の返答は決まって「大丈夫ですよ」だ。
僕自身の好みの話になるが、実は胸が小さい子が好みなのだ。
もちろん、胸が大きいからイヤということもないのだが…笑
ひなのにもそのことを伝えると、少し安心したような表情を見せてくれた。
指先で乳首を捏ねながら、首筋や耳をねっとりと舐める。
ひなのの身体がビクビクと意識して動かすのは難しい速さで震える。
僕に気を遣って演技をしてくれているわけではなさそうだ。
ごめんなさい…んんぅ…ッ!
彼女の身体の表面を、僕の舌が縦断する。
…ぁ…うぅっ…あぁッ…
聞いてたのとは全く違い、どこに触れてもビクン、ビクンと跳ねる彼女の身体。
どうやら完全にスイッチが入ってしまっているようだ。
せっかくなので、脚を舐めながら指ではクリを攻めていく。
叫びにも近いあえぎ声が静かな部屋に響いた。
もっとこうされたいんやろ?
僕はほんの少し指の圧を強め、グニュグニュとクリトリスを圧迫しながら指先でこね回した。
あぁぁっ…ッ!
ひなのの脚の間に入り、責めている部分をじっと見つめながらリズムや強さを一切変えずに彼女を責めたてる。
しばらく続けているとひなののおまんこがヒクヒクと動き始めた。
それを合図に、僕はゆっくり中指を彼女の中に埋め込んだ。
きもちいぃよぉ…
もはや彼女自身ですら、自分が何を言ってるのかも分かってはいない様子だった。
ただただ、大事なところに埋め込まれた長い指から伝わる今までに体験したことのない快感に全身を委ねる。
へん…んんんぅ…何かくるっ、
おかしくなるぅ…ッ…
あぁぁぁぁぁッ!!
「気持ちいいと感じたことがない」と相談してきたひなのだったが、実際に身体を任せてもらってみると、今までに僕がお相手した女の子たちの中でも、断トツにイキやすい部類の女の子だった。
逆にここまで感じやすい子が、なぜ今まで気持ちいいと感じることがないセックスしか経験できなかったのか不思議に感じてしまう。
僕はひなのがイク瞬間を見極めて、その直前でスッと指を抜きました。
彼女が切なそうに僕の顔を見つめる。
僕はお構いなしにそんなひなのの唇を奪った。
わずかなインターバルによってひなのの快感レベルが少し下がったところで、また指を埋め込む。
一度極限近くまで膨れ上がった快感が戻ってくるのは一瞬だ。
ひなのが達する直前、また僕は指を抜いてわずかな休憩を作り出した。
もっと…もっとぉ…
ひなのの理性がどんどん溶かされていく。
ちゃんとお願いしなきゃね
シテ…くださ……あぅぅ…ッ
ひなのがイヤらしいセリフを言い終えるよりも早く、僕の指が彼女を責め立てた。
今度はひなのが果てるまで、止まることのない愛撫だ。
ぴちゃぴちゃぴちゃ…
くちゅくちゅくちゅ…
いやらしい水音が部屋中に広がっていく。
だめ…イク…イッちゃうぅ…ッ!!!
ひなのの身体がガクンと大きく跳ねた直後、イッキに全身から力が抜けていった。
ダランと横たわる彼女の内部を、余韻が続いているであろう間、優しく刺激し続ける。
きもちいい…
きもちいいけど、良すぎて苦しい…
そうなってしまう2、3歩手前で指を抜き、彼女を優しく抱きしめた。